注意
*この記事は違法なサイトに対して意見を唱えるものです。
使用を仄めかすものではありません。
この記事によって起きた事故、事件、障害について
私、管理人は一切の責任を取りません。
全て自己責任で行ってください。
*途中、意図的に手順を簡略化している部分がありますが仕様です。
以下は上記内容に承諾していた方のみお読み下さい。
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<はじめに…>
いつもの様にRSSをチェックしていると
GIGAZINEで(ブログ記事的に)面白そうなものを見つけました。
違法薬物サイト「Silk Road」が仮想通貨「Bitcoin」に与えた影響とは?
http://gigazine.net/news/20131008-silk-road-impact-on-bitcoin/
<謎の通貨、BitCoin>
僕が以前興味を持っていたのは
謎のネット上機軸通貨「Bit Coin」。
P2Pによる高い匿名性や安全性、そして革新的な埋蔵量制限。
そしてBitCoinの概念を提唱したのが日本人の中本哲史という謎の人物。
(なぜ、謎なのか?それはそのような人物が存在しないからです。)
あまりにも謎が多すぎる。そこに魅力を感じました。
現在のネット環境に非常にマッチングしていると思いますし
P2Pによるネットの匿名性と価値の維持の仕方についても
非常によく出来ていると思います。
機能的なものは理解出来ました。
ただ、BitCoinの概念的なものはまだまだ研究の余地がありそうです。
今度、中本哲史の論文を読んでみようかな?
<SilkRoadとは?>
さて、今回はこのBitCoinの価値を高めている
世界で最も有名な麻薬密売サイト「SilkRoad」について焦点を当てたいと思います。
その利便性や今までとは一線を画す匿名性で
たびたび、「麻薬のAmazon.com」や「麻薬専用のeBay」などと揶揄されます。
残念ながら2013年10月2日、
管理人のロス・ウィリアム・ウルブリヒト容疑者が逮捕されたため
FBIにより閉鎖されました。
しかし、また別の人間により4週間後、奇跡の復活。
現在はSilkRoad2.0として現在も開設されています。
上のリンクをクリックした人、開けませんよね?(笑)
実は完全匿名性のため、普通のネットワークではアクセスできません。
Torネットワークを介して接続することでアクセスできます。
Torを噛ますことで接続の匿名性を、そして、
BitCoinを使うことで決済の安全性を確保しているという
売人に取っては天国のようなサイトです。
Torについては別の機会に書くかもしれません。
ただここでは意図的に接続方法などを省略します。
<SilkRoad (and 2.0) の歴史>
SilkRoadとその後の2.0。
その歴史を紐解いていきたいと思います。
・2011年1月23日
Dread Pirate Roberts(DPR・ドリームパイレーツロバーツ)により開設。
この時のDRPは
ロス・ウィリアム・ウルブリヒトだった模様。
・2013年4月〜5月
ポピュラーな麻薬密売ルートとして浸透。
(この頃からBitCoinのチャートに影響を及ぼすようになる。)
同時に断続的なDDos攻撃に悩まされるように。
・2013年10月2日
ロス・ウィリアム・ウルブリヒト(初代管理人)、逮捕。
同時にFBIによってサーバーが押さえられたため閉鎖。
逮捕理由は訴状より、以下のとおりです。
<掲示板に先述のメッセージを投稿した1分以内にウルブリヒトは
ハンドルを”ロス・ウルブリヒト”から”frosty”に変えた。
こういうことをするのは経験上犯罪者だけだ。
タイミングから見てTor隠密サービスの運営者は彼と思われる。>
つまり、サービス初期の宣伝メッセージを実名で送ってしまい
当局にバレてしまったということでしょうか?
そういえば遠隔操作ウイルス事件の犯人も
完璧なセキュリティーの隠れ蓑、Torから出たのがバレて逮捕されましたよね?
どこの国の犯罪者も気を抜いてはいけないということでしょうか?
・10月7日
再びDRPが
復活を予感させるメッセージと共に新しいサイトを立ち上げる。
以下はGigazineの記事を抜粋。
しかし、それから約1週間後の10月7日、「Dread Pirate Roberts(DPR)」と名乗る人物が新しいサイトを立ち上げて、シルクロードの再生を予感させるウェルカムメッセージを掲載。シルクロードのフォーラムを利用していた売人たち(シルクロードコミュニティ)の間で、「シルクロードが復活するようだ」との噂が流れ始めます。
DPRは、シルクロードコミュニティのメンバー達が他の違法薬物売買サイトへ"浮気"しないように、さまざまな質問・疑問に丁寧に答えました。その結果、シルクロードコミュニティからの支持を勝ち取ることに成功。DPRは「『Dread Pirate Roberts』とは名前ではなく題名である」というメッセージをサイトに掲げていますが、これは、「シルクロードは特定の人物ではなく概念である」というシルクロードコミュニティの理念にも通じており、DPRがシルクロードをよく利用していたメンバーであったことが推察されます。違法な商品をやりとりするシルクロードの特性上、最も大切なことはメンバー同士の信頼であり、互いの信頼なくして取引の場やコミュニティの存在が成り立たないことをDPRは良く理解しているといえます。
そして4週間後には宣言通り
SilkRoad2.0 を立ち上げました。
<実際にSilkRoad 2.0 にアクセスしてみた。>
では実際にSilkRoad2.0にアクセスしてみましょう。
前述のとおり通常のインターネットではアクセスできません。
Torを導入後、以下のアドレスにアクセスします。
するとサインイン画面が登場します。
1、既にアカウントを
持っている人は
ここからログイン。
2、持っていない人は
ここからアカウントを
作成して下さい。
とりあえずアカウントを作成します。
1、ユーザーネームを入力。
2、パスワードを
2度入力します。
3、下の画像のコードを
2度入力します。
アクセスすることが出来ました。
現在も復活して間もないとはいえ、そこそこの量が取引されています。
薬物 2702
覚醒剤 442
幻覚剤 653
処方箋調剤 (処方箋が無いと買えない薬) 539
前駆物質 (薬物の化合前の物質、原料) 22
その他 79
オピオイド (モルヒネ、アヘン?) 123
エクスタシー(MDMA) 468
・
・
省略
・
・
まあなんて取り扱いが多くて便利だこと(笑)
<中にはこんな謎のリストまで!?>
説明文には
「意味分からんやつは買うなよ!」と書いてあります(!!)
何のリストなんでしょうか?(笑)
<個人的な感想、独断と偏見にまみれた意見>
アンダーグラウンドな薬物市場は今までにいくつもありましたが
ここまで大規模化、近代化された市場は史上初でしょう。(シジョウだけにw)
ウケない冗談はさておき、
このアングラな市場が成立できたのには2つの支柱が合ったからだと推測できます。
1、Tor Network
2、BitCoin
この2つのシステムは圧倒的な匿名性を持っています。
非常に大きなこの匿名性という特徴によってSilkRoadは拡大してきました。
成立条件として必要不可欠です。
ただ、私は大きな疑問を抱いています。
それは匿名性を得るためのこのようなシステムが結果的に
『大衆化』出来ない理由なるのではないか?参入障壁なのではないか?という疑問です。
(もちろん、大衆化しない方が良いのですが…)
つまり
・Torを導入出来る。
・BitCoinをマイニング or 購入出来る。
といった障壁を乗り越えて買いに来る層が果たしているのか?
しかも、もれなくヤク中ですよ?(笑)
ただ、実際は取引は行われている訳ですよね?
ここで2通りの仮設を立てます。
1、導入方法を教えるサイトが存在している。
2、何者かが買い付けのために利用している。
1についてですが日本語では中々お目にかかれませんが
英語では多くのサイトで使用方法やアクセス方法が詳細に説明されていました!
ex)→【http://silkroaddrugs.org/】
2については末端相場を調べて
そこからどの程度、安くなっているかで卸値かプロパー価格か判断しようと思います。
まずは末端価格。
そしてSilkRoadは
1BitCoin (BTC)が 現在、900 USD。
つまり、おおよそ9万円です。
0.10BTCということは約9000円。
・・・・・!?
日本の約1/2〜1/3じゃないですか!!!
以上の検証より
有志のサイトではしっかり解説されており
尚且つ日本の価格の半額以下という値段。
そりゃTorとかBTCとか目じゃないですわ(笑)
*リンク